企業・研究所の皆様
本研究室は、早稲田大学、創造理工学研究科、総合機械工学専攻に所属しています。
また、次世代自動車研究機構・燃焼・伝熱工学研究所および自動車用触媒研究所に所属しています。
これまで様々な企業との共同実績があります。特に、現在の商用ソフトによる数値解析では実現できない、複雑または新しい分野での共同研究を行っております。受託研究・共同研究のご相談をいつでもお受けしております。
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研究紹介、研究業績
早稲田大学が滝沢とTAFSMを特集
早稲田大学の特集記事は3つのパートからなり、滝沢とチームTAFSM、その研究成果について日本語と英語で紹介されました。 動画(英語字幕付き) もあります。 日本語: Part 1, Part 2, Part 3 英語: Part 1, Part 2, Part 3 動画次の流体構造連成解析のショートコース
次の流体構造連成解析のショートコースはサンディエゴで行われます。 詳しくはこちらをご覧ください。Space–Time Slip Interface and Topology Change (ST-SI-TC) 法
ST-SI-TC 法は ST-SI法およびST-TC法の両方を同時に使う手法です。 この方法は、接触と、回転問題の両者を同時に解決します。これにより、タイヤのように、回転と接触の両方をもつ機構の周囲流れの解析が可能となります。 さらに、ST-TC法の弱点であった接触点を予め知っていなければならないという点をST-SI法の利用で緩和できます。 詳細は、論文をご覧ください。ディスクブレーキの熱流体解析および熱伝導解析
熱流体解析により、回転速度に応じた熱伝達係数を計算し、それらを用いた熱伝導解析によりディスクブレーキが回転し停止するまでの 表面の高周波熱振動を解析したものである。 詳細は、論文 をご覧ください。重量車およびそのタイヤまわりの高精度熱流体解析
タイヤからの熱流束を求めるためのトラック周囲の熱流体解析 本解析はタイヤからの熱流束を求めるため、2段階に分けた計算を行っている。ひとつ目は、熱環境を知るためにトラック周囲を含めた大きな領域での熱流体解析である。これには、トラックの熱効率等から推定されたエンジンや排気部からの熱流束を用いた推定となっている。また、トラック自身の縦揺れを考慮している。ふたつ目は、熱流束を数値解析から直接得るために、タイヤ近傍に絞った解析領域を前述の解析結果を境界条件として再計算する。ここでは、温度境界層をキャプチャーするために非常に細かい格子を用いている。 どちらの解析もspace-time variational multiscale (ST-VMS) 法の熱流体バージョンを用いている。 これらの解析および、ST-VMSの定式化の詳細は、論文をご覧ください。Projects
概要 私達の研究目的は、開発した高精度な流体構造連成(FSI)の計算技術を用いて、21世紀における多くの主要技術領域(バイオテクノロジー・宇宙工学・エネルギー科学など)において重要な貢献を続けていくことです。 私たちはこれらの技術領域において、今後FSIモデリング技術が信頼性の高い数値解析と性能評価および両者の相関関係の研究により、新しい解決策や新しい構造をもたらすことにより、その発展おいて大きな役割を担っていくと考えています。私達の研究目的はその役割を果たすことです。 それにはこれまで解決してきた数より、さらに多くの計算的技術課題に対処していくことが必要となるでしょう。 これらの課題を解決していくために必要な新しいモデリング技術を工夫をこらして発展させていくこともまた、研究テーマの一つです。Publications
Last update: Apr 14, 2023 Books Y. Bazilevs, K. Takizawa, and T.E. Tezduyar, “Computational Fluid–Structure Interaction: Methods and Applications”, Wiley (2013), 10.1002/9781118483565 @BOOK{Bazilevs13a, AUTHOR = {Y.~Bazilevs and ...
第36回数値流体力学シンポジウム ベストCFDグラフィックス・アワード1位および2位
第36回数値流体力学シンポジウム ベストCFDグラフィックス・アワードにおいて以下の2作品で1位および2位をいただきました。 「非対称トレッドパターンを有する乗用車用タイヤの空力解析」 「Carrier-Domain Method for high-resolution computation of time-periodic long-wake flows」徐が若手優秀講演表彰を受賞
日本流体力学会年会2022における若手優秀講演受賞者に徐兆京さんが選出されました。 タイトル「複雑トレッドパターンを有するタイヤの路面接触を考慮したSpace-Time法による流体解析」Computational Mechanics Award of the Asian Pacific Association for Computational Mechanicsを滝沢が受賞
滝沢が、「Computational Mechanics Award of the Asian Pacific Association for Computational Mechanics」 本賞は「計算力学の分野に大きな貢献」をしたものに与えられる。 15th World Congress on Computational Mechanics and 8th Asian Pacific Congress on Computational Mechanicsにおいて発表された。南原が日本機械学会三浦賞を受賞
南原恵が日本機械学会三浦賞に選ばれました。Tezduyar (テズドゥヤー) 教授がAsian Pacific Association for Computational MechanicsのComputational Mechanics Awardを受賞
Tezduyar (テズドゥヤー) 教授がAsian Pacific Association for Computational Mechanics (APACM) のComputational Mechanics Awardを受賞しました。 Computational Mechanics Awardは、計算力学分野に多大な貢献をした研究者に贈られます。 受賞セレモニーは第7回Asian Pacific Congress on Computational Mechanics (APCOM) で行われました。 ライス大学のニュース: https://mech.rice.edu/news/tezduyar-receives-apacms-computational-mechanics-award倉石が井上研究奨励賞に選出されました
倉石孝が井上科学振興財団の井上研究奨励賞に選出されました。 本賞は理学、医学、薬学、工学、農学等の分野で過去3年の間に博士の学位を取得した37歳未満の研究者で、優れた博士論文を提出した若手研究者に対し贈られるものです。 博士論文タイトルは“Space–Time Computational Analysis of Tire Aerodynamics with Actual Geometry, Road Contact, Tire Deformation, and Fluid Friction.” 井上科学振興財団佐々木がJSCESスカラーシップアワードを受賞
日本計算工学会のJSCESスカラーシップアワードの受賞者として佐々木崇史が選ばれました。第15回 日本学術振興会賞を滝沢が受賞
独立行政法人日本学術振興会の「第15回(平成30年度)日本学術振興会賞」の受賞者として決定しました。 https://www.waseda.jp/inst/research/news/67694 https://www.waseda.jp/inst/research/news/69465乙黒がJSCESスカラーシップアワードを受賞
日本計算工学会のJSCESスカラーシップアワードの受賞者として乙黒雄斗が選ばれました。金井が2018年度 早稲田大学 アーリーバードプログラムに採択
金井太郎が若手研究者支援プログラムであるアーリーバードプログラムに採択されました。
学会講演情報
掛上、星、小林来生、小林祐顕、寺原、石代、白井、三川、谷口が第28回計算工学講演会で発表予定
発表は以下の通りです。 非対称トレッドパターンを有する乗用車用タイヤの路面接触に着目した流れの分析 掛上 剛、倉石 孝、徐 兆京、金子 隆太郎、滝沢 研二、Tezduyar Tayfun E. C-01 OS01 高性能計算とその産業応用:自動車・土木・建築・航空, etc. (1):5月31日 10:00-10:15 ロードバイクタイヤの接触及び変形を考慮した流体解析 星 佑樹、山本 瑛貴、齋藤 耀玖、滝沢 研二、Tezduyar Tayfun E D-02 OS16 アイソジオメトリック解析(2):5月31日 10:45-11:00 レーシングカータイヤの路面接触を考慮した流体解析 小林 来生、金子 隆太郎、徐 兆京、掛上 剛、倉石 孝、滝沢 研二、Tezduyar Tayfun E. D-02 OS16 アイソジオメトリック解析(2):5月31日 11:00-11:15 アイソジオメトリック解析による心臓内流れ場の評価 小林 祐顕、寺原 拓哉、半田 丈大、滝沢 研二、Tezduyar Tayfun E.、北村 宗大 D-02 OS16 アイソジオメトリック解析(2):5月31日 11:30-11:45 アイソジオメトリック解析における布モデルとケーブルモデルの接続 寺原 拓哉、滝沢 研二、Tezduyar Tayfun E. D-03 OS16 アイソジオメトリック解析 (3)キーノート講演:5月31日 13:15〜13:45 ゼロ応力状態に着目した大動脈瘤成長予測モデルの基礎検討 石代 匠、齋藤 耀玖、谷口 靖憲、石田 ...谷口、鈴木が日本応用数理学会第19回研究部会連合発表会で発表予定
発表は以下の通りです。 T-Splineを用いたしわのできない傘設計 鈴木 絢芽, 寺原 拓哉, 白井 嵩彦, 滝沢 研二, Tezduyar Tayfun E., 前川 卓 D会場 幾何学的形状生成(1)D2-1-2: 3月9日 9:40-10:00 赤血球膜に対する膜圧を考慮したシェル理論に基づく定式化 谷口 靖憲, 滝沢 研二, Tezduyar Tayfun D会場 連続体力学の数理(3)D3-3-3: 3月10日 14:30-14:50 日本応用数理学会第19回研究部会連合発表会 https://jsiam.org/union2023谷口、半田、石田、吾妻が第33回バイオフロンティア講演会で発表予定
発表は以下の通りです。 Skalak構成則に基づく曲げ剛性を考慮した新しい赤血球膜モデル –静止形状解析による妥当性検証– 谷口 靖憲, 滝沢 研二, Tezduyar Tayfun B室(LR202)循環器1 1B01: 12月17日10:45-11:15 左心室流体解析の基礎検討 半田 丈大, 寺原 拓哉, 平岡 諄巳, 滝沢 研二, Tezduyar Tayfun E. B室(LR202)循環器1 1B05: 12月17日12:00-12:15 厚み垂直応力を考慮したシェルモデルに基づく大動脈ゼロ応力状態の推定法の検討 石田 勝也, 谷口 靖憲, 齋藤 耀玖, 吉田 早希, 石 代 匠, 滝沢 研二, Tezduyar Tayfun E. B室(LR202)循環器2 1B10: 12月17日15:15-15:30 血流動態を考慮した体温調節モデルの基礎検討 吾妻 駿人, 柘植 万里奈, 齋藤 耀玖, 滝沢 研二, Tezduyar Tayfun E. B室(LR202)循環器3 1B14: 12月17日16:30-16:45 第33回バイオフロンティア講演会 https://www.jsme.or.jp/conference/biofrconf22/index.html上條が自動車技術会2022秋季大会ポスターセッションで発表予定
発表は以下の通りです。 ディーゼルエンジン用酸化触媒前面における煤詰まりメカニズムの解明 上條 隆之介 第4回学生ポスターセッション: No,14: 10月12日-14日 https://www.jsae.or.jp/2022aki/index.phpXUが日本流体力学会 年会2022で発表予定
発表は以下の通りです。 複雑トレッドパターンを有するタイヤの路面接触を考慮したSpace-Time法による流体解析 XU ZHAOJING, Kuraishi Takashi, Kaneko Ryutaro, Kakegami Tsuyoshi, Poonboon Lawsirirat, Takizawa Kenji, Tezduyar Tayfun E. 流体機械(3) 314講義室: 9月28日 11:50-12:10 https://www2.nagare.or.jp/nenkai2022/鈴木が日本応用数理学会2022年度年会で発表予定
発表は以下の通りです。 傘の応力状態に着目したT-splineによる設計 鈴木 絢芽, 滝沢 研二, 白井 嵩彦, 前川 卓 第3セッションB会場 幾何学的形状生成(3): 9月10日14:20-14:40 https://jsiam.org/annual2022/アイソジオメトリック解析講習会
近年産業界でも有限要素法のスーパーセットとして注目を集めているアイソジオメトリック解析ですが、国内では研究が少なく、とりわけ複雑形状に対する計算はあまり多く見られません。アジアの中でも日本のアイソジオメトリック解析の研究やそれを用いた研究は低調な状況にあります。そこで、国内の研究者向けに、アイソジオメトリック解析を普及させるために、具体的方法を詳細に説明する下記講習会を開催いたします。対象としては流体・構造に関わらず有限要素法や境界要素法などの経験のある方としておりますが、新しくそれらの研究を始める学生(学部から博士課程まで)の皆さん、そして、その指導をされている教員・研究者・企業の研究者にとっても習得の近道となる内容をセレクトしています。 講習会リーフレット 日程 2022年9月10日(土)~11日(日) 会場 グリーン・コンピューティング・システム研究開発センター(早稲田大学40号館) 東京都新宿区早稲田町27 申し込みはこちらよりお願いします。齋藤, 谷口, 寺原が日本機械学会 第34回バイオエンジニアリング講演会ポスターセッションで発表予定
発表は以下の通りです。 医用画像からの血管壁ゼロ応力状態の推定手法の提案 齋藤耀玖, 乙黒雄斗, 寺原拓哉, 滝沢研二, TezduyarTayfun E. ポスターセッション1循環器1P5-03 6月25日 13:15-14:15フラッシュプレゼンテーション,14:15-15:15ディスカッションタイム Skalak 構成則に基づく曲げ剛性を考慮した新しい赤血球膜モデルの妥当性検証 谷口靖憲, 滝沢研二, TezduyarTayfun ポスターセッション1循環器1P5-04 6月25日 13:15-14:15フラッシュプレゼンテーション,14:15-15:15ディスカッションタイム 左心系流れのアイソジオメトリック解析 寺原拓哉, 平岡諄巳, 滝沢研二, TezduyarTayfun E. , 久田俊明 ポスターセッション1循環器1P5-09 6月25日 13:15-14:15フラッシュプレゼンテーション,14:15-15:15ディスカッションタイム https://www.jsme.or.jp/conference/bioconf22/index.html 日本機械学会 第34回バイオエンジニアリング講演会金子, 近藤, 秋樂, 久保田, 白井, 吉田, 寺原が第27回計算工学講演会で発表予定
発表は以下の通りです。 ST-SI-TC-IGA法によるミラーを考慮した自動車近傍における空力解析 金子 隆太郎, 倉石 孝, 徐 兆京, 山﨑 智司, 滝沢 研二, Tezduyar Tayfun E. OS03 流れの計算法 (2) :6月2日13:45-14:00 ディーゼル用酸化触媒における煤詰まり成⻑の予測 近藤 大斗, 倉石 孝, 上條 隆之, 滝沢 研二, Tezduyar Tayfun E. OS03 流れの計算法 (2) :6月2日14:00-14:15 ターボチャージャータービンの振動モード解析 秋樂 寛人, 乙黑 雄斗, 中村 貴博, 谷口 靖憲, 滝沢 研二, Tezduyar Tayfun E. OS16 アイソジオメトリック解析 (2) :6月3日15:00-15:15 拡張ラグランジュ法を応用した紐同士の接触解析 久保田 亮磨, 玉井 佑, 飯野 哲平, 白井 嵩彦, ...Xu, 上條, 中村, 伊藤, 南原, 飯野が第35回数値流体力学シンポジウムで発表予定
発表は以下の通りです。 乗用車とそのタイヤの路面接触を考慮したマルチドメインSpace–Time法による流体解析 Xu Zhaojing, 倉石 孝, 金子 隆太郎, 山崎 智司, 滝沢 研二, テズドゥヤー タイフン OS3-3: 輸送用機械に関連する流れ D05-4: 12月14日17:30-17:50 ディーゼルエンジン用酸化触媒前面における煤詰まりの経時変化予測 上條 隆之介, 倉石 孝, 近藤 大斗, 千川 高歩, 山田 和俊, 滝沢 研二, Tezduyar Tayfun E. OS3-3: 輸送用機械に関連する流れ D05-5: 12月14日17:50-18:10 心臓弁開閉における赤血球解析のための基礎検討 中村 貴博, 寺原 拓哉, 乙黒 雄 斗, 滝沢 研二, Tezduyar Tayfun E. OS2-4: 新規解法および高性能化に向けた既存手法の改良 C07-2: 12月15日11:10-11:30 腹部大動脈瘤成長予測に対する流体および構造力学による検討 伊藤 順平, 吾妻 駿人, 寺原 拓 哉, 滝沢 研二, Tezduyar ...