現在我々は、アメリカの宇宙船オリオンに使用されるパラシュートの性能解析および設計に積極的に参加しています。現在はモデルをパラシュートの傘の部分を拡張すること(パラシュートには2つの傘があり、モデルの作成を困難にしています)と、2,3個のパラシュートの集まりを解析することに取り組んでいます。複数のパラシュートを計算することは単独で計算するより難易度が上昇します。そして更に、降下初期に開く減速用パラシュートを我々のモデルに追加することを試みています。この減速用パラシュートは通常のパラシュートとは形状が大きく異なるため、違った課題を含んでいます。多くの問題を解決すればするほど、計算によるパラシュートの機能解析&設計が可能であることを証明し、NASAから依頼されているパラシュートの経時的な現象により広く対応できるようになります。。これを主な取り組みとして、国際的連携を含む華やかな宇宙事業において、重要かつ直接的な貢献ができることに誇りを持ち続けます。

クラスターパラシュート(2機)

パラシュートの展開

クラスターパラシュート(3機)

NASAリングセールパラシュート(詳細解析)

NASA Orion宇宙船用パラシュート

NASAリングセールパラシュート